カーリーのディズニーブログときどき時事ネタ

営業マンの僕が気軽に日々のトークに活用できそうなネタを探して紹介。好きなディズニーも更新頑張ります!!

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今更ながらパッケージデザインAIがすごいと思った話

今起きた方は、おはようございます。

絶賛活動中の方は、こんにちは。 もうすぐ寝る方は、こんばんは。

静岡で情報関係の営業をしているカーリーと申します。

日々の営業活動に四苦八苦している中、毎日どうしたら

いい営業マンになれるかなと考えています。

今年からは、トーク力を上げるため、様々な情報を仕入れて

日々のトークに活用できればと思ってます。が!そう甘くはない!

ただ、心折れずに頑張っていきたいと思います!

そんなこんなで、今日も話題にできそうな

ニュースを紹介させていただきます!!

 

最近、よく聞くようになったAI×デザイン

西陣織は京都を代表する伝統的工芸品のひとつ

西陣という名は、室町時代応仁の乱の時、西軍が本陣とした場所に、

乱の後、職人が集まって織物業を営んだことから付けられたそうです。

特徴的なのは、絹糸を使用し、職人の染めや織りの技術で様々な

模様を表現することができることだそうで、

帯や着物などの指定品から高級な絹織物まで幅広い製品を作り出すことができます。

江戸時代には幕府の保護を受けることでより発展し、

また明治時代にはフランスの技術、ジャガードという機械を

取り入れて織られるようなり、時代とともに常に発展を続けています。

そう、時代とともに発展と書きましたが、最近ではデザインに

最新のAIを活用しています。

例えば、通常西陣織のデザインは人間の場合、1日に3枚ほどのデザインを

つくりますが、AIに例えば「桜」と指示を出すと

10秒でデザイン画が5個も出来上がります。

それに加えて、人間にはあまり思いつかない斬新な発想を出してくれる

こともあり、出てきたデザイン画をもとに職人が完成に向けて

仕上げていくという、AIと人間のタックで作業効率のアップ

人手不足の解消につなげています。

このように、地域の伝統工芸にもAIの技術が採用されはじめていることから

もはや、どんな職種であってもAIを使いこなす必要性を感じる最近です。

 

ごく最近ではお~いお茶 カテキン緑茶も

伊藤園史上初めて、生成AIを参考にしたパッケージデザインを採用。

使い方としては同じで、AIで

生成された画像を参考に、イラストやデザインをデザイナーが

作成し直してパッケージを完成。

茶葉の生命力を現したデザインで、

「従来とは一線を画く鮮やかな色彩と抜群の視認性を最大限に引き出したデザイン」

としています。

 

ちなみに活用しているAIは、株式会社プラグさんの

『商品デザイン用の画像生成AI』のパイロット版ということで

(以下、説明文をそのまま記載)

1020万人の消費者調査の結果を学習データに使い、

東京大学と共同研究したAIシステムで、従来のデザイン開発の時間とコストを

大幅に短縮するサービス。

開発中のデザイン案をウェブにアップロードするだけで、

消費者がデザインをどのように評価するかをAIが10秒で予測します。

新商品、リニューアル商品の売上アップや、商品開発に携わる商品開発担当者や

ブランドマネジャー、デザイナーの業務効率化といったメリットを創出。

短時間・低価格で結果がわかるので、デザイン改良をするたびに

効果検証することができる。

 

ということです。

これまで、オタフクソースの「お好みソース大人の辛口」

味の素、「マッケンチーズ」

大王製紙株式会社「エリエール消臭+トイレットティシュ― 」

など多くの実績があり

中でもカルビーに関しては、

「とうもりこ」「えだまりこ」「クランチポテト」と複数の商品に

AIを活用しており、リニューアル前のデータと比べて

なんと売上が1.3倍に増えたというから驚きだ。

 

多くの企業が導入するこちらのパッケージデザインAI

同じような業界で働く自分としても興味はある。

今一度、詳しく見てみると、すでに結構前からスタートしているこちらのサービス

画像素材をアップロードするだけで、1時間で1000案を作成

最終的には1000案のなかから、TOP100を表示してくれる。

またデザイン生成だけでなく、デザイン評価までもAIで行うことができる。

例えば「好意度予測スコア」は、1〜5の数値でデザインごとのスコアを予測。

最大10点の画像のスコア比較できるほか、性別や年代別にスコアを提示

 

「ヒートマップ」では、デザインのどこが好意度と結びついたかを可視化。

これによって、デザイン修正の指針を得られる

 

「イメージワード」は、デザインごとにどんなイメージを持たれるのかを予測。

かわいい、優しい、季節感があるなど、パッケージデザイン評価で頻出する

キーワードが設定されているらしい

 

「好意度のばらつき」では、万人うけするか、特定の層に支持されるかを測れる。

 

と、様々なデータをもとに単純に生成するだけでなく

消費者調査を通じた判定で確実に成果につなげることができる。

そもそも上記の活用方法を生み出したのは、先行導入した企業で

先程も紹介したカルビー

結果商品の売上は1.3倍となった。

 

もはや、どこまでAIをうまく使いこなすことができるか。

今回のデザインに限らず、様々な取り組みが

これまで以上にこのままのやり方でいいのかという

疑問を常に持ちながらやっていかないと

本当に取り残されてしまうと。あらためて思ったカーリーでした。

 

本日も長文最後まで読んでいただき

ありがとうございました。