今起きた方は、おはようございます。
絶賛活動中の方は、こんにちは。 もうすぐ寝る方は、こんばんは。
静岡で情報関係の営業をしているカーリーと申します。
日々の営業活動に四苦八苦している中、毎日どうしたら
いい営業マンになれるかなと考えています。
日々のトークに活用できればと思ってます。が!そう甘くはない!
ただ、心折れずに頑張っていきたいと思います!
そんなこんなで、今日も話題にできそうな
ニュースを紹介させていただきます!!
仕事柄、お客様の採用活動に関わることも多い自分です。
そんな中 最近、よくインターンシップが変わったという話を聞きます。
一体何が変わったのか?
そんな質問に対してドキッとしてしまう自分がいたので
(あれ?そう言えばなにが違ったんだっけとなった自分がいた、、、)
少し簡単にまとめてみたいと思います。
まず、採用が変わるのは25卒からになります。
簡単に言うと、インターンシップの定義が変わるようです。
少し前に遡りますが、1997年に
文部省、通商産業省、労働省によってインターンシップの推進に当たっての
基本的考え方というのが公表されました。
これを通称:三省合意と呼んでおります。
学生は在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した職業体験を行うこと
としており、またその経験機会を提供した、企業、団体は
その際に取得した学生情報を広報活動や、採用選考活動に使用してはならない
というのが基本でした。
それ以前、日本でインターンシップがスタートしたのは
1990年代前半くらいからでしょうか。
当時はコンサルや、外資系金融などの企業が採用活動の
一環として、優秀な人材を選ぶために行っていました。
就職協定で決められた選考活動解禁よりかなり早いタイミングで
特定の大学の学生を対象に実施
内容としてはグループワークが主体となり、今でも
多くの企業のインターンシップの課題として根付いているようです。
その後、先に紹介した三省合意により、インターンシップが採用活動
早期化の温床になってしまいかねないことから、
取得した学生情報を広報活動や、採用選考活動に使用してはならない
というルールが追加されたようです。
それでは採用活動につながらずただの慈善活動になってしまうということで
そこまで大きな広がりをしてこなかったインターンシップも
その後いろいろとありましたが
学生との接点をオープンに持つことができるこの存在を、企業も
徐々に有効活用するようになったようです。
とはいえ、内容は業界研究や課題解決・企画提案などの研修的なものが
大半で、就業体験の機会が織り込まれているものはごく一部だったとのこと
そしてプログラムの長さも
「1日以下」が大半の85.9%。「2~5日未満」は11.1%、
「5日以上」はわずか3.0%と短期のプログラムが中心となった。
まとめると短期プログラムを中心に徐々に
インターンシップは定着をしていき、採用活動と堂々とは言えないが
インターンシップを採用活動を隠れ蓑ような形で各企業が使っている
といった状況になりました。結局は採用活動は
禁止はされているものの、そこから就職につながることは多くあった
ということですよね。
そんな流れもあり、25卒からは追認するような形で三省合意改正。
特定の条件を満たせばインターンシップで得た情報を
採用に活用してもいいということになりました。
そして条件は4つに分類されます。
タイプ1「オープンカンパニー」
→企業説明会や職場見学会にあたるもの
①主な対象
学部生、大学院生で学年は問わない。
②目的
企業、業界、仕事を具体的に知ること。
③採用への活用→✕
タイプ2「キャリア教育」
→主に大学1,2年生を対象にした働くってなんだろう?自分らしさとは?
などを考えていくプログラム、大学で行うキャリア教育の授業を
企業が就活支援のために提供するイメージ
①主な対象
学部生、学年とは問わないが1,2年中心
②目的
自らのキャリアを考える
③採用への活用→✕
タイプ3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」
→主に大学3,4年、大学院生向けのプログラムで様々な仕事に共通する
能力、汎用的に使える能力を見極めるもの
企画職→発想力 営業職→コミュニケーション力
などといった基礎力の確認
①主な対象
大学3年、修士1年生
②目的
その仕事に就くにあたって能力が備わっているか見極める
③採用への活用→◯
タイプ4「高度専門型インターンシップ」
→主に大学院生向けの、プログラムで自身で学んできた専門スキル
知識がその職務で通用するかを見極めるもの
ということで4つのタイプの中でも
タイプ1「オープンカンパニー」
タイプ2「キャリア教育」は採用活用は駄目。
タイプ3「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」
タイプ4「高度専門型インターンシップ」は採用活用OKということなるわけです。
結果的に能力の、見極めには時間がかかり、従来のような
短期のインターンシップでは達成することができず、
汎用的能力・専門活用型インターンシップであれば、5日以上
高度専門型インターンシップであれば2週間以上の実施が必要になります。
その他条件は下記のとおりです。
・実施期間の半分超は就業体験
・現場社員が指導、フィードバックを行う
・長期休暇期間に実施
・学生情報を活用する旨の記載を募集要項に明示
などの条件があるそうです。
ちなみに得た情報を就職活動に活用できるのは
3月1日以降とのこと!
学生さんたちからすれば様々な企業を見ることに
集中できるタイプ1オープンカンパニーに
極力多く参加し自分の好きそうな系統を見定めてから
タイプ3のインターンを活用するのがよさそうですね!!
そんな話をしていたら、自分も様々な企業の
オープンカンパニーについつい参加してみたくなってきました。
もしかしたら、自分にもこんな仕事があっていたんだ!
というものに出会えるかもしれません!
ちょっと大学生に化けてその様子に参加してみたいと思う私でした。
本日も長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。