カーリーのディズニーブログときどき時事ネタ

営業マンの僕が気軽に日々のトークに活用できそうなネタを探して紹介。好きなディズニーも更新頑張ります!!

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意外な二酸化炭素発生に驚いた話



今起きた方は、おはようございます。

絶賛活動中の方は、こんにちは。 もうすぐ寝る方は、こんばんは。

静岡で情報関係の営業をしているカーリーと申します。

日々の営業活動に四苦八苦している中、毎日どうしたら

いい営業マンになれるかなと考えています。

今年からは、トーク力を上げるため、様々な情報を仕入れて

日々のトークに活用できればと思ってます。が!そう甘くはない!

ただ、心折れずに頑張っていきたいと思います!

そんなこんなで、今日も話題にできそうな

ニュースを紹介させていただきます!!

 

日本取引所グループは、10月11日、東京証券取引所において、

カーボン・クレジット市場を開設し、売買を開始したと発表したという

ニュースがありました。はてさて難しい言葉だらけで

よくわからないなぁと私は思いました。

 

ちょっと整理してみます。まず経済産業省は、

2050年にカーボンニュートラルを目指すとしています。

2050年にはどのような状態になっていなければいけないのでしょうか?

 

具体的には、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするということです。

全体としてゼロとは、、、

二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、

植林、森林管理などによる「吸収量」 を差し引いて、

合計を実質的にゼロにすることです。

 

と、言葉では簡単に説明できますが、並大抵の努力では実現は不可能で

エネルギー・産業部門の構造転換、大胆な投資によるイノベーション

創出といった取組を、大きく加速することが必要ということだそうです。

 

そのマイルストーンとして、まずは2030年までに温室効果ガス排出量を

2013年比で46%削減を目標としてます。

具体的な施策として、

まず、現状、火力発電による温室効果ガス排出量がかなり多い状態。

これを、省エネと再生可能エネルギーの活用とで大幅に減らそうと

企業や工場はもちろん、個人の住宅レベルでも太陽光発電

水素などの自然エネルギーを積極的に推進。

また家庭用家電製品の省エネ家電への切り替えやガソリン車から

電気自動車への切り替えなども挙げられています。

その他、個人単位ではペットボトルや服の排気量を減らすなどの

対策も求められていますね。

 

さて冒頭の話に戻りますが、先程のカーボンクレジットのニュースについて。

成長志向型カーボンプライシング構想を打ち出し、

排出削減に先行的・意欲的に取り組む企業にメリットのある

仕組みの構築を目指しているということです。

カーボン・クレジットの活用は、社会全体での効率的な排出削減を実現しつつ、

民間企業のGX投資を引き出すうえで大変有効な取組。

クレジットの取引を通じて炭素の削減価値に価格が付けられることで、

脱炭素投資の予見性を高め、企業のGXに向けた取組を加速させることが

期待されている。

 

だからこそ最近は脱炭素技術的な話や、EVなどのニュースを

聞かない日はないというわけですね。

そんな様々なニュースの中で、先週、おもしろいなと思ったニュースがこちら。

普段の難しい技術よりも農業ということでなんとなくすっと

頭に入ってきたニュースです。

「環境配慮米」

みなさんはこの単語を聞いたことはありますか?

正直、地球温暖化と農業なんて関係ないのかと思ってましたが

実は地球温暖化と農業には深い関係があります。

なんと我々がよく食べるお米を作っている田んぼ、、、

水を張っている姿はむしろ涼し気にすら見えるこの水田から

温室効果二酸化炭素の25倍もあるメタンが大量に発生しているというのです。

一体、どのようにメタンが発生しているのでしょうか?

水を張った水田は、田植え直後は土壌に多くの酸素が含まれるため、

酸素があると活動できないメタン生成菌はメタンを発生することはないそうです。

しかし、イネが呼吸のために酸素を取り込み始めると、土壌の酸素は徐々に

減っていきます。田植えから1カ月もすると酸欠状態になり、

メタン生成菌が活発にメタンを排出し始めるそうです。

土壌に酸素がある4月、5月は土地の温度が低く、

細菌の活動は活発ではありません

土壌の酸素が失われる6月頃になると温度が上がり、

メタン生成菌に好適な環境が整います。さらに、

田植えから1カ月ほどたつとイネの茎が増え、この茎が煙突の役目を果たして

メタンを大気中に放出してしまうという

驚きの内容でした。

なんとイネの茎が煙突のようにメタンを大量に発生させていたのです。

 

これを防ぐために行われているのが「中干し」です。

中干しとは農家が昔から行ってきた手法で、イネの生育を調整し、

根を健全に保つため、一時的に水田から水を抜きます。

そうすると、表面がひび割れるほどに土壌が乾燥し、空気が行き渡り。

この中干しにより、土壌は酸素が豊富にある状態になり、

メタン生成菌の活動は抑えられることになるようです。

 

そして、そんな手法から作られたお米が環境配慮米ということで

味は正直、水を抜いているお米、抜いてないお米で食べ比べても

まったく変わらないようです。

ただ1-2週間水を抜くだけで、メタンの発生量が抑えられる。

そして、それをクレジットとして販売することで

新たな収入源とする。

赤字で苦しんでいるコメ農家も多いというニュースを見かける中

こうした取り組みが環境+生活の向上と一石二鳥の取り組みに

なればいいなと思う私でした。

こんなニュースを見る中で、あらためて個人的にも

二酸化炭素を減らす取り組みができないかを考えていくきっかけに

できればいいなと思いました。

 

本日も長文最後までみていただきありがとうございました。